2012年03月19日
リポのパンチ力の理由は？
おはようございます！
Option no.1のESです。
バツグンのパンチ力が魅力のリポバッテリー。
パンチ力があるのは分かったけど
なぜパンチ力が上がるの？
といったご質問をよくいただきます。
そこで今回はその理由を掘り下げて書いてみようと思います。
そもそも「パンチ力」というものは電圧だけで決まるものではなく、電流が大きな役割を持ちます。よく言われる例えとして、
・電圧は水の落ちる高さ
・電流は水の流れ
こんな言い方をします。これは絶妙な言い方で、このイメージをしていただければパンチ力のイメージが沸くと思います。
電気を水と考え、モーターを水車と考えます。
高さ8.4メートルからチョロチョロと水を流した場合と、高さ7.4メートルからドバドバと水を流した場合を考えてみましょう。さて、水車が勢いよく回るのはどちらでしょう？
いかがでしょうか？こういう言い方をすると、リポのパンチ力のイメージが沸いてきませんか？
リポは電圧こそ7.4Vですが、その電流はニッケル水素より遥かに大きいものです。そのため8.4Vや9.6Vなどよりも強烈なパンチを発揮します。
さらに。
リポは内部抵抗が極端に小さいという特性があります。
つまりモーターの起動時の電圧降下が無い、ということです。
セミオートで撃つとき、モーターの回り始めの瞬間は負荷が高くなるためバッテリーの電圧降下が起きます。ニッケル水素ではおおよそ30%ほど電圧が落ちます。9.6Vバッテリーの場合は7Vを切るところまで電圧が落ちてしまいます。
ところがリポの場合はほとんどそのまま。7.4Vは7.4Vのままです。
こうして考えてみると・・・
・リポ(7.4V)
起動電圧7.4V × 大電流
・ニッケル水素(9.6V)
起動電圧7V × 小電流
以上のような式が出来上がります。
これがリポのパンチ力の理由です。
なかなかイメージの沸きにくいリポのパンチ力について、ご理解いただけましたでしょうか？
ぜひ一度お試しください！
Option no.1をよろしくお願いいたします！
