2012年05月12日
リポの保管充電って?
おはようございます!
Option no.1のESです。
先日訪問したショップ様から
自己放電がほとんど無いリポに保管充電はなぜ必要なのか?
と質問をいただきました。
コレについて掘り下げてみたいと思います。
確かにリポは無視できる程度の自己放電しかありません。それだけを見れば保管充電は必要ありませんが、この保管充電というのは「リポが最も安定する量の電気を入れる」という意味になります。
たとえば満充電でしばらく置いた場合、気温の上昇などで内部の圧力が上がりリポが膨らんでしまう可能性があります。逆に40%ほどの電圧でおいた場合には気温の低下で圧力が下がり、放電はされていないのに内部電圧が下がりすぎてしまう可能性が出てきます。
つまり
気温による内部の変化に対処するために行なう
ということになります。
そのためには内部の残電量が少なすぎても多すぎてもダメです。保管に適した目安としては容量の50%~70%程度がベストと言われています。
Option no.1のX1充電器なら、ストレージモードで自動的に最適な状態にすることができます。そういった機能のついた充電器をお持ちでなくても、チェッカーで1セルあたり3.8Vを目安に調整していただければ保管に最適な状態となります。
数ヶ月以上も使わないといったことが無ければ、例えば月イチでゲームに使う、といった使い方であれば保管充電は必要ありませんが、何かしらの理由で長期間使わない、といった際には保管充電をしておいたほうが安心です。
なかなかイメージの沸きにくい保管充電についてご説明させていただきました。
リポを正しく使って快適に楽しみましょう!